FX取引の基礎知識

FX取引の基礎知識

為替相場はさまざまな理由で変動しますが、簡単に言ってしまえば「その通貨の人気」です。

 

政策金利、GDPや景気変動などの経済指標がこれにあたります。
FXトレードでは、これらの経済指標を分析して相場の動きを予想しますが、これを「ファンダメンタルズ分析」といいます。

 

一方で「相場は繰り返す」という考え方のもと、為替相場の過去の倍場傾向を分析し、これから先の動きを予測する方法があります。
これを「テクニカル分析」といいます。

 

FX初心者の方には、ファンダメンタルズ分析の方がおすすめでしょう。
ファンダメンタルズ分析に必要な情報は、各国で定期的に発表されるさまざまな経済指標にあります。

 

初心者でも利益を大きく出すには、予想とのズレを見極めることです。

 

各国の発表結果を確認することはもちろん大切ですが、最も注目するべきポイントは、その発表結果と事前予測とのズレです。
もし発表内容が予想とほぼ同様の場合は「織り込み予想」といい、為替レートは発表結果に影響されることはなく、それ以上は動きません。
反対に事前の予想から外れた場合は、サプライズといって為替レートは変動します。

 

 

もうひとつ、為替市場が大きく反応するのは要人の発言です。
なかでも各国の財務大臣クラスの為替レートに関する発言は大きな意味を持ち、為替相場が大きく動く原因になっています。

 

 

FXを始める方への基礎知識

 

今日は、これからFXを始めようと思っている方へ簡単な基礎知識をご紹介します。
まず、FXを始めるには専用の口座が必要となります。
それぞれ審査の通りやすさは異なりますが、たくさん開けるところがありますので探してみるとよいでしょう。
インターネット経由で申込できるところもたくさんあります。
どこで開設すればよいかわからない…という方は、まずはデモ取引を体験してみることをおすすめします。
これは仮口座をつくり、本取引と同じような形でFX取引が体験できるというものです。
無料でできるところがほとんどだと思いますので、FXはどんなものなのか?というのを体験するためにもおすすめです。
チャート、レート、注文の仕方など、それぞれ仕様が異なりますので自分が扱ってみてやりやすいと思ったところで開設するのがよいでしょう。
また、口座によって1000円から取引できるところもあります。
一般的に1lot=10000円になりますので、これは0.1lot単位で取引できるということになります。
少額から始めたい方は、1000通貨から取引のできる口座を選択しましょう。
このlotに対しては、取引の際に証拠金というものが必要となります。
これも会社と通過によりそれぞれ必要証拠金が異なってきます。
当方が使用している口座では、現在ドル円は4000円前後、ユーロ円は5000円前後の証拠金が必要となります。
この証拠金も、時期によって変動します。
つまり、例えば資金が10万円あったとして、この10万円すべてを取引できるわけではありません。

1000通貨=証拠金4000円のドル円を取引するとすれば、1万円分取引で4万円の証拠金が必要となりますので、この地点で5万円が必要となります。
また、相場は変動しますので万が一マイナスになったときのことを考えて、それプラス数万円の余地を残さなければなりません。
この場合は、残り5万円がその予知となります。
外貨預金のように、1万円あったら1万円分を取引できる…というようにお考えの方は、いまの説明で違うと言う事がおわかりかと思います。

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